引越しで1番気になるのは料金のこと。またできるだけ効率的に進めるために、引越しのコツやスケジュールの立て方があれば知っておきたいところ。
サカイ引越センターの広報・嶋田和代さんが教えてくれた「ポイントを抑えることで引越しを安くお得にすることが可能になる」、そのコツとは?
繁忙期をずらして引越し日時の
候補はいくつか持っておく
引越し業務の繁忙期は、新生活のために引越しする人が多い3〜4月。それから秋の異動や夏休みを使った8〜9月の1年に2回あります。また賃貸契約の兼ね合いにより月末月初、曜日も週末に集中するので、これらを避けて日時設定するのが安くお得な引越しへの第一歩。
引越しは『この日のこの時間で』と決めがちですが、それはもったいない決め方です。『この週だったらどうですか?』など時間帯もある程度、融通がきくよう幅をきかせた相談をすると、引越し業者側もいくつか安くお得なプランを提案できる可能性があります。
引越し業者への相談は、新居が決まった時点ですぐに行いましょう!トラックには限りがあるので、早めに抑えておくためです。もし引越しまで1ヶ月を切っても新居が決まっていない場合は、ある程度、引越し先エリアが決まった段階で早めに引越し業者に相談しましょう。
サカイ引越センターではエリアによって、Web上で見積もりから契約、引越予約まで完結できる「ササッと予約」という単身用引越しプランや、「ご一緒便」というトラックのトランク内シェアなど、安価に引越しできるサービスを提案しています。必要に応じて自分に合ったプランを、引越し業者と相談しながら選ぶのもいいですね。
また引越しの多くは、当日中に積み下ろしまたは翌日に新居への搬入を希望されることが多いですが、それを翌々日以降に荷物を下ろすプランにするだけで、引越し料金がグッと下がり安くなることがあります。
荷物が届かない空いた一日の過ごし方として、下がった料金を使ったホテルステイもおすすめです。引越しはとても体力がいるもの。時間に余裕があれば、新しい街を散策したり、一日休んで鋭気を養ってから解梱作業をすると捗りそうですね。
サカイ引越センターでは不要になった家具家電の買取り査定※、新家電の販売と搬入日に配送する荷物と一緒にお届けするサービス、新生活に必要なネット環境やガスなどライフラインの手続きを業者側から案内するサービス、前の家と新居のハウスクリーニングなど、引越しが少しでも楽になるようなサービスもたくさんあります。早めに相談しておきましょう!
※エリアによっては対象外の場合がございます。
必要なモノと不要なモノの仕分けは
1ヶ月前から
引越しの際、意外に家財の量を把握できてなく、直前に準備して間に合わないと苦労される方が多くいます。引越し準備は3週間〜1ヶ月前から徐々にしていきましょう。
まずは物件探しと並行して必要な家財の分別を開始。荷物が多くなるほど大型トラックをおさえる必要があり値段が高くなるので、安く引越すためには持って行かないモノの判断は早めがベストです。
特に大きめのベッドやテーブルなどを処分するのであれば、自治体の粗大ゴミに出すのが1番安く抑えられます。しかし回収に1ヶ月待ちということもよくあるため、早めの予約が必須です。裏技として、引越し日と粗大ゴミの回収日を同じにしておくと、スタッフに粗大ゴミ置き場までの搬出をお願いすることもできます。
最初に荷造りしていくのは『今すぐ必要ないモノ』。本やシーズンオフの服、クローゼットの奥にある雑貨などから詰めましょう。
このときのポイントは、『必要なモノ』と『捨てるモノ』を分けることですが、みなさんこの作業に時間がかかります。スムーズに進めるコツは、迷っているモノを一旦『どうしようBOX』に入れていくこと。時間があればあとで選別し、なければ新居に持って行きましょう。
またこの時点で今すぐ必要ないけど、とっておきたいモノは1箱から荷物を預けられる宅配収納サービス「サマリーポケット」にどんどん預けておくというのも一つの手です。箱が山積みの部屋では、仕分けがままならない、気が滅入るという人も多くいます。そういう時は、先に部屋から出しておけるモノを預けておくのがおすすめです。1箱あたり月額330円〜で利用でき、トラックに積み込む分が減ることで引越し費用をグッと安くできる場合もあります。
また実は、荷造りする箱は引越し会社指定の箱でなくても構いません。ホームセンターなどで無料の段ボール箱をもらって、早々と詰めていきましょう。
サカイ引越センターの指定の箱を使った場合は、サマリーポケットのスタンダードプラン・レギュラーボックス(月額保管料330円)として、引越し後にそのまま預け入れに使うことができます。引越し前は時間が足りないことも多いため、引越し後に整理に改めて整理したい方は、ぜひ活用してみましょう。
引越し日まで徐々に使用頻度が高いモノを梱包していき、3日前には最低限使うモノだけ残っている状態に!食事も紙皿などの使い捨てできるモノにした方が、当日バタつきません。搬出は意外と早く、単身なら1時間以内で完了することもあるため、引越し業者が来る前に部屋の中を空っぽにしておくつもりで用意しておきましょう。
忘れ物が多いのが、トイレやお風呂場の小物類だとか。最後までしっかりと確認して、引越し日を迎えましょう。
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大事なモノはしっかり梱包!
梱包材は半紙と段ボールで
大事な荷物が配送で破損しないようにしっかり梱包しておくことはとっても重要です。荷造りするときにゴチャゴチャに詰め込まないように注意しましょう。モノを『必要レベル』で分けて詰め、箱の外側に開ける順番を書いておくと、引越し後もストレスなく生活できます。
割れ物類の梱包を新聞紙ですることがありますが、色移りが気になるモノは半紙がおすすめ。梱包材の紙に近い素材で、100均などで安価に購入でききれいに包める優れモノです。
平皿の場合は重ねず、縦に並べて詰めましょう。重ねてしまうと上に重ねたお皿の重みがすべて1番下のお皿に負荷がかかり、割れやすくなります。縦に置けば1枚分の重さの負荷が下方にかかるだけなので、重ねたときよりも割れづらくなります。
コップの場合、上下をひっくり返したものと交互に並べて隙間をなくし、動かないように固定しましょう。それでも隙間ができる時は、余った段ボールを適当な大きさに切り、くるくると丸めて空間を埋めていくと、箱の中で動きづらくなります。
ひとりで梱包するのが不安な方は、荷造り荷解きなどのオプションサービスを利用する選択肢も。サカイ引越センターでは壊れやすい海外製の家具や、有機ELテレビなども、見積もり時に相談すると、梱包対策ができるモノは柔軟に運ぶことができます。
またすぐには使わないモノをサマリーポケットに預ける時もしっかりとした梱包が重要。割れ物はサマリーポケットには預けられませんが、割れにくいモノでもボックスにぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、傷がつかないように梱包材を活用して丁寧に詰め込みましょう。それでも預けておくのが少し心配というときは、1箱最大50万円の補償がつく「あんしんサポートオプション」をつけておくのもおすすめです。
素敵な新生活を始めるために、様々なサービス、資材を活用しながら安くお得な引越しに挑戦してみましょう!
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今すぐには使わないモノはサマリーポケットに預けて、お部屋スッキリしませんか?
https://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
※記事内のサマリーポケットおよびサカイ引越センターの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン・サービス等は変更となっている場合がございます。