スニーカーが好きすぎて、気がついたら玄関に靴があふれている、クローゼットが箱の山になっている、家族に「また増えてる!」と言われる…そんな経験はありませんか?
今回お話を伺ったのは、スニーカーを愛する3人の男性。SNSで知り合ったというスニーカー仲間に、リアルな保管事情と解決策を聞いてみました!



十人十色なスニーカーライフの楽しみ方
— スニーカーを集め始めたきっかけは?何足くらい持っていますか?
サコさん:僕は1995年のエアマックスブームから。第1次ブームにハマって、コツコツ集めていたんですが、2020年に感染症が蔓延した影響でリモートワークで私服OKになって再燃しました。革靴よりスニーカーがラクだと感じたのが、きっかけですね。この間の引っ越しの時に数えたら300足超えでした(笑)。
ミケクロさん:僕は足の形が特殊で、病院でインソールを勧められたのがきっかけ。高額なインソールを買うなら、ちゃんとした靴を買おうと思ってハマりました。意図的にコントロールして30足に抑えています。
サトウさん:私は元々ファッションが好きで、2012年頃から特にスニーカーを履き始めました。感染症が蔓延した時に外出が制限されて買いたい靴が買えないもどかしさがあったので、その後に一気に増やしてしまいました。数えたことがないのでわからないのですが、200足くらいあるかな。

一度好きになるとどんどんと増えてしまったスニーカー
— どういうタイミングで新しいスニーカーを買うんですか?
ミケクロさん:最近は「履いたことないモデル」という基準で買っています。自分の好きなブランド以外も試して、フィット感を確かめたくて。
サトウさん:私は友達から情報をもらって買うことが多いです。新しいブランドで「これよかったよ」と言われると、つい「買ってみよう」となりますね。
サコさん:僕はトレンドにあまり流されず、古いモデルも含めて幅広く買います。以前のモデルで気になっていたけど買えなかったモノを見かけると、中古でもつい買ってしまいますね。ただ、「ほしい」と思っても金銭的な問題もありますが、保管場所の問題で買えないということがよくあるんですよね……。
ミケクロさん:買った後に「どこに置こう」と考えてしまいますよね……。

スニーカーを書い続けていくと困るのは保管場所
— その大量のスニーカーをお家でどう保管していますか?
サコさん:自分の部屋に箱を積み上げて、前後2列で天井近くまで積んでいますが、もう限界ですね(笑)。「ここを整理すれば大丈夫」と思って新しい靴を買ってくるんですが、恐らく客観的に見ると「本当に大丈夫?」という状況になっています。家族からは玄関に靴を貯めないよう注意されてます。
ミケクロさん:シューズボックスに入る分だけ保管して、超える分は売るなどして調整しています。30足という枠を超えると、本当に部屋が埋まってしまい、家族にも迷惑がかかるので数を決めて運用しているんです。僕も家族から「玄関が狭い」とよく言われるので、使う靴だけ玄関に置いて、それ以外は部屋で保管しています。
サトウさん:ロフトにはもう靴と服しかない状態です。部屋のスペースが足りないので冷蔵庫も置いていません。それなら「靴を売ればいい」という話ですが、なかなか手放せないんですよね。

スニーカーはそのままでは重ねにくいので棚や箱の扱いが重要
保管スペース不足、
保管環境維持の難しさの解決方法
スニーカーが好きすぎて、家の中がスニーカーだらけになってしまうのは愛好家あるあるのようですが、家族と一緒の生活ではコレクションの管理がより大変に。「また靴増えてる!」なんて言われないよう、家族の理解を得るのも一苦労です。スペース管理をしながらも、大切な靴の保管には色々と悩みもあるそうです。
— スニーカー保管で困ることってなんですか?
サコさん:保管スペースを作ることが一番の問題ですが、箱の形状も困ります。昔はコンパクトでしたが、今は様々なサイズに対応するため大きく作られていて、余計にスペースを取るんですよね。
サトウさん:意外とスニーカーの箱は重ねにくくて、不安定で崩れる心配もあります。
ミケクロさん:そもそも箱を取っておくべきかも悩みますね。コレクションとしては箱とセットで価値がありますし、売る時も箱があった方がいいのですが、場所を取ってしまうので……。
サコさん:実は箱だけを買ったりもします。ビンテージの靴で、本体はないけど箱だけ売ってるとか。マニアックですけど、そういう世界なんです。

スニーカーの箱だけでもとっておきたいコレクターの気持ち
— 管理はどうしていますか?
ミケクロさん:服の管理アプリに靴も入れて、いつ買って、いくらで…みたいな感じで入れてたんですけど、最初はやるんですよね。
サトウさん:最初はやるよね。
ミケクロさん:それが何ヶ月に1回の更新になって、とうとうやらなくなる(笑)。
サコさん:一番怖いのは加水分解。特に僕たちが共通して好きなブランドは履き心地のために吸湿性のある素材を使っているので、水分を吸収しやすく保管が難しいんです。エアコンで26度設定、除湿剤使用は基本ですね。
ミケクロさん:僕たちは、基本コレクションするだけじゃなくて普段から履くようにしています。毎日履くと痛みますが、ある程度履いた方が長持ちするので、7足でローテーションするのが理想的です。
サトウさん:長くいいコンディションで保管するためにも週末に「今週履いた靴を綺麗にして戻す」作業をしていますね。「今週もお疲れ様」という感じで。

毎週末に履いたスニーカーはきれいに磨いてから入れ替え
— 保管する場所も環境も気が抜けないですね……
サトウさん:個人的には引っ越しの時が一番大変でしたね。箱のまま運ぶと引っ越し代が5万円ほど上がりますし、箱から出すと傷む可能性があります。自分で運んでしまった方が安くなる!と考えて、結局、車で12往復しました。
サコさん:先日の引っ越しの時に改めて数の多さを実感しましたが、どうしてもスニーカーを手放せませんでした。そこで荷物保管サービス「サマリーポケット」を利用して、しばらく履かないスニーカーをどんどん預けていったんですよ。引っ越しのタイミングで60足をスタンダードプラン・ラージサイズ7箱で預けました。
男物のスニーカーは大きいので、箱がもう少したくさん入るような形のボックスがあると嬉しいですね。

引越しのタイミングで荷物補完サービス「サマリーポケット」を使って保管・管理を始めた
スタンダードプランだとボックスに詰めて預けたモノを1点1点写真撮影してもらえるので、預けたら管理が非常に楽になりました。スマホで写真も確認できますし、保管センターの空調も完璧。家で保管するより環境がいいかもしれません。取り出しも便利で、1足だけでも取り出せます。アプリから簡単に注文できるのが良いですね。
スニーカー保管の新しい可能性
— コレクションがある人は特に、引っ越しの荷物の量の多さは悩みの種ですよね。
サコさん:サマリーポケットに預けたことで、引っ越し時の荷物整理が非常に楽になりました。プロの保管環境なら、カビや劣化の心配もありませんしね。あと1番メリットを感じたのは家族の平和です(笑)。「また靴が増えている」と言われなくなりました!

サマリーポケットのスタンダードプランは写真撮影付で一覧になって管理もしやすい
ミケクロさん:サマリーポケット、僕が使うならスニーカーの季節の入れ替えで使いたいです。夏は冬靴を預けて、冬は夏靴を預ける。クローゼットと同じ感覚で。季節の入れ替えなら、使うタイミングが明確なので預けやすいですね。
サトウさん:私はTシャツも200枚くらい持っているので、季節ごとのスニーカーと服と組み合わせて衣替えとして保管できたら良さそうです。
サコさん:今回はスニーカーだけ預けましたが、冬服のダウンコートなどの服を入れたら1箱に10〜20着入って、さらにコストパフォーマンスが良くなりそう。
ミケクロさん:スニーカーと服、両方好きな人が多いので、組み合わせて預けるのは理にかなっていますね。スニーカー好きって、たいてい服も好きなんです。だから「スニーカーと服を一緒に預ける」というのは、とても自然な発想。おトクになるし、ファッション全体をまとめて管理できるのはいいですね。

ボックスのサイズも様々なので、預けたいモノにあわせて合いそうなものを選ぶ
— スニーカーを自宅で保管する分、シーズンオフの衣類を外部保管するのもありですね。
サトウさん:実は遠方の実家を倉庫代わりに使ってるんですよね。ちょうど夏と冬に服を送ったり送り返したりしてるんですが、さすがに今後のことも考えると自立して保管サービスを使うのもありかなと思ってます。
ミケクロさん:季節の服とか預けるのいいですね。あとは子供のモノも多いので、幼稚園の時の作品とか、赤ちゃんの時の思い出の品とか、捨てたくない思い出の品ですね。そういうのを預けてスペースを広げるのも良さそうですね。

子供の作品など、捨てられないモノを大事に保管する先としてもサマリーポケットが有効
サコさん:サマリーポケットのオプションサービスで「無酸素保管」も気になっているんですよね。機械で酸素の代わりに窒素を充填して保管してもらえるから、加水分解対策にも良さそうだし。大切なスニーカーをより良い環境で保管できるなら、絶対使いたいなと思って。
スニーカーとかコレクションってある種の沼みたいなところがありますから、それをサマリーポケットには応援をしてもらってるようなもんなので、ありがたいですね。今後さらにサービスがよくなってくのを期待してます。
サトウさん:今まで「置く場所がないから」と諦めてた靴も、これなら大切に保管し続けられる。コレクションを楽しむ新しい選択肢ができた感じです。

スニーカーライフを楽しむためにも保管と管理の最適化を目指し続ける
— 本日はありがとうございました!
スニーカーコレクションは確かに場所を取りますが、それ以上に持ち主に喜びをもたらしてくれるもの。
大切なのは、コレクションへの愛情と日常生活のバランスを上手に取ることです。保管サービスのような新しい選択肢を活用しながら、無理のない範囲でスニーカーライフを楽しんでいけたらいいですね。
2025年10月公開
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。