妊娠、出産、子育て。赤ちゃんを迎える準備から成長に合わせた部屋の模様替えまで「本当に必要なモノって何?」「成長に合わせてモノをどう管理すればいいの?」と、悩むご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は、妊婦の伴走型健康管理サポート「MamaWell」の助産師・石川さんと広報・渡邊さんに、妊娠期から子育て期にかけての理想的な部屋作りについてお聞きしました。宅配収納サービス「サマリーポケット」との活用アイデアも交えながら、お子さんを迎えるご家庭の住環境づくりのポイントをご紹介します!
まずは家族で話し合い!
理想の育児スタイルを決める
— お子さんを迎える部屋作りを始めるときに、まず考えることは何ですか?
ご家族でどんな育児をしたいか、どんな生活を送りたいかを話し合うことが一番大切です。
授乳の方針、パートナーの育児参加度、仕事復帰のタイミングなど、赤ちゃんを迎えた後の生活を具体的にイメージすることから始めていただけるといいですね。

部屋作りの始まりは「どんな生活をしたいか」の話し合いから
— 具体的にはどのような話し合いをすればよいでしょうか?
例えば、夜間授乳を母乳で行うか、パートナーと交代でミルクを与えるかでも寝室の配置が変わってきますよね。パートナーが育休を取得して、日中も家事・育児ができるかどうかでも、分担の仕方や部屋の使い方が大きく変わります。
MamaWellでは、パーソナル助産師との面談を通して生活プランニングをお手伝いしていますが、まず現在の生活スタイルを書き出してもらって、そこに赤ちゃんの生活リズムを重ねて想像していただくんです。この時の対話で、収納場所や部屋のレイアウトの優先順位も見えてきます。どこで授乳するか、オムツ替えはどこでするか、赤ちゃんの服はどこに収納するかなど、生活動線を考えながら決めていくのが重要ですね。

MamaWellは専任のパーソナル助産師がつき、気軽に様々な相談ができる
— 授乳について事前に決めておくべきことはありますか?
基本的には“母親がどう授乳したいか”という気持ちが、一番重要です。実は母親の産後うつの要因の1つに授乳の不安があるんですね。
妊娠中にイメージした授乳が実際にはうまくいかないことも多くて、全部母乳で行きたいと思っていても実際は母乳が出ないということもあります。これは妊娠中からは予測できないので、色々なパターンがあることを知って、授乳トラブルがあった時にどう対応していきたいかを考えて、備えておくことが大切ですね。
— 家族のコミュニケーションで気をつけるべき点はありますか?
自分では「そうするのが当たり前」だと思っていることも、あえて口に出して伝えることが大切だと思います。特に男性は、父性が芽生えるのに平均で1年程度かかるという研究結果があります。妊娠中から一緒に1つ1つ準備することで、パートナーにも早い段階で自分事として捉えてもらいやすくなるように働きかけておけるといいですね。実際にMamaWellのご利用者様も、ご夫婦一緒に助産師とお話する時間を設けることで、より家族の重要ごととして考えていただく場とされている方も多くいらっしゃいます。

家族みんなが育児期を過ごしやすく暮らすために、自分ごととして考える機会を設けていく
本当に必要?育児グッズの賢い選択と収納活用法
— 育児グッズはどのように揃えればいいでしょうか?
最初にも触れたように、重要なのは「どんな育児グッズを買えばいいか」という前に「どんな育児をしたいか」をパートナーと話し合うことなんです。その家の暮らし方や育児分担によって必要性が変わってくるので、まずはその話し合いが大切です。
また出産までに完璧に準備する必要はないんですよ。今は翌日配送も可能ですし、近所の薬局でも日常的に必要なな育児グッズは手に入ります。むしろ「結局いらなかった」となってしまう可能性を考えると、必要になった時に購入する方が賢明だと思います。必要になった時のために事前に、どこで何が買えるかチェックしておくのがいいですね。

必要になりそうなモノをどこで買うかだけリストにして、必要になったら買う方法がおすすめ
— 実はあまり必要ではないモノはありますか?
搾乳器は使わないで終わる方も多いです。マタニティウェアや骨盤ベルト、円座なども代用できるモノが多いですね。産後の患部の痛みを軽減する円座は一時しか使わないので、バスタオルや毛布で代用もできます。授乳クッションは抱き枕や毛布、バスタオルで代用できますし、その先の汎用性を考えて選んでいただけるといいですね。ここまで代用できるご紹介をしましたが、試してみないとわからないことも多いですし、育児グッズを選ぶことを楽しむことも良いことだと思います。
— ベビーベッドやベビーカーなどの大型グッズはどう選べばいいですか?
ベビーベッドは「最初から買わなくてもよかった」という声をよく聞きます。特にスペースが限られていると、むしろ添い寝や布団スタイルの方が生活に合っていることも多いです。ベッドインベッドがよかったという方もいますね。ベビーカーも赤ちゃんが乗らなかった、抱っこの方が楽だったので使わなかったという方もいて、本当に人それぞれです。
大型グッズも「とりあえず必要」で買うのではなく、具体的な生活をイメージしてから決めることが大切です。レンタルという選択肢もありますね。

スペースを占める割合が大きいモノは、赤ちゃんとの過ごし始めてから決めてもOK
— 育児グッズで、手元に置いておくモノの判断ポイントはありますか?
必ず使う肌着・服・靴、抱っこ紐など日常的に使うものは購入して、最終的に思い出の品として保管できたらいいですね。絵本・おもちゃなどはおさがりとしてお譲りもできますし、2人目以降にも活用できるので購入して手元に置いておくといった考え方ができます。
色々と手元にある持ち物を見直す時期は、乳幼児健診や予防接種のタイミングがおすすめです。地域の助産師や保健師の方々など専門家にも相談できますし、成長の節目を意識できるので、持ち物を見直して整理しやすいと思います。
収納スペースが限られた家庭での工夫
— 思い出の品はどのように管理すればよいでしょうか?
子育て中は、思い出の品を整理する時間がないと思います。思い出の服、ファーストシューズ、へその緒、初めてカットした髪の毛など、手放したくないモノは、1つの箱にまとめておきましょう。収納サービス「サマリーポケット」などを使うのも1つの手段ですね。
また病院や自治体からの冊子類、パンフレットは絶対に取っておいてほしいです。産後に必要な情報もありますし、妊娠中に登録しておかないと利用できない産後サービスの情報もあるんですよ。
母子手帳もお子さんが大きくなっても予防接種の記録や持病・既往歴の確認で必要になることもあるので、大切に保管してくださいね。整理する時間がない時期は、まとめて収納サービスに預けておくのも良い方法だと思います。お子さんが成人した時に一緒に整理して、残すモノと手放すモノを決めればいいんです。一緒に思い出を振り返る素敵な機会にもなります。

お祝いでもらった月齢にあわない衣類やおもちゃを収納サービスで預けておいて、成長したら使うパターンも
— サマリーポケットのような外部収納サービスを使うメリットは?
例えば、季節外の衣類、2人目用のベビー用品、思い出の品などを預けることで、住空間をすっきり保てます。サマリーポケットなら1箱、月額330円から利用できて、スマホで操作が完結しますし、何を預けたか確認もできるので便利ですよね。
収納に余裕があると部屋って片付けやすくなるんです。大事なモノも気軽に家の外に保管できて、引越しを考えずに済み、家族の新しい生活のために今の住居をより良い空間や形にすることもできます。
— 実際にサマリーポケットをご利用されたことがあるそうですが、どのような体験でしたか?
夫婦の本をブックスプランで3箱預けたんです。一番スペースを取っていたのが服と本でしたが、本がなくなったスペースを子どものおもちゃ置き場にできて、とても助かりました。
子どもが3歳になった頃、多少手がかからなくなり、本が読める時間ができた時に取り出しました。子どもが小さい時は手に取る時間がない、父親と母親の一時的に仕事で使わないモノや趣味のモノを預けるのも、本当におすすめだと思います。

お子さんが小さいうちは使う余裕がないモノや本を預けておけば、部屋を広々使うことができる
家族全員が暮らしやすい部屋作りのために、サマリーポケットを使ってみませんか?
【プレスリリース】
プレママ・パパを応援!赤ちゃんのお部屋づくりとママの健康を伴走サポート ―― 宅配収納「サマリーポケット」×パーソナル助産師「MamaWell」コラボキャンペーン開始
MamaWellでは、ウェアラブルデバイスを用いて心拍数や活動量などのバイタルデータを収集し、妊婦の健康状態をモニタリングします。収集されたデータをもとに、パーソナル助産師が個別に最適化された健康管理プランを提供し、妊娠合併症のリスク低減を目指します。チャットサポートによる相談は24時間対応で、妊娠中に直面する体調の変化や不安に寄り添います。助産師とのオンライン面談は、妊婦だけでなくパートナーも参加することを推奨しています。出産前から妊婦とパートナーが双方の感情を共有し、役割を理解することで、産後のスムーズな共同育児への移行を目指します。
https://mamawell.jp/
2025年7月公開
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。