今回は離島から埼玉にお子さんとお引っ越しした、ライター・かたおか由衣さんに、宅配収納サービス「サマリーポケット」を活用した、段階的な引越し“だんだん引越し”の体験談を寄せていただきました。
長距離引っ越しなうえに、引っ越しから入居までにどうしても期間が空いてしまう……荷物の移動と保管に悩んだとき、収納サブスクを使ってみると?
離島からの引っ越しはお金がかかる
「コンテナ一つで70万円?!しんどい」
思わず大きな声をあげてしまいました。転勤族の夫がいる私たち家族は、沖縄の「竹富島」で4年間暮らしていました。大学卒業までは実家暮らしだったのが、この13年の間に引っ越し回数は6回。2年に1回は引っ越しをしていることになります。
これまでの引っ越しは家族全員で引っ越していましたが、今回は夫は島に残って私たち家族が先に埼玉へ行くという、変則的なパターンでした。転勤の場合は会社に引っ越し費用を出してもらえるのですが、今回は自己都合なので自分たちで引っ越し手配が必要。離島から船便を使うと、コンテナ1個につき70万円かかるとの見積もりをいただいてしまいました。
竹富島は、石垣島からフェリーで15分ほどで到着する、人口350人ほどの小さな島。荷物の搬出入は基本的に船です。
離島から引っ越していく人のほとんどは、家具は誰かにあげるなど置いていき、必要最低限の荷物をゆうパックで送るケースがとても多いのです。宅配便で送るのが、もっとも料金負担がかからないからだったんですね。
一念発起して宅配で荷物を運び出すことを考えるも、すべて自分たちで梱包して運ぶのは大変。
私はフリーでライターの仕事をしているため、資料などの本が多い。加えてオタク気質を発揮して、子どもの遊び環境を整えるのに夢中になり木製のおもちゃもすっごく多い。小学生の子どもが3人いるため、家族みんなの荷物となると、断捨離を頑張っても相当な量になりそうでした。
さらに、転居先に入れるのが、前の住人の関係で私たちが島を離れてからおよそ1ヶ月後になりそうということが判明。宅配便の指定は長くても2週間くらいまで。私たちが島を離れてから、夫に一人で運び出してもらう?やっぱりおとなしくコンテナを業者に頼む……?と思っていた時に、偶然宅配収納サービス「サマリーポケット」に出会いました。
サマリーポケットなら引っ越し費用が
抑えられそう
東京からやってきた島の友人宅に行ったとき、サマリーポケットのボックスに大量の本が入っていたのを見かけたのです。
「これなあに?」
「引っ越し前に一度サマリーポケットに送って預けてたの。1年くらい預かってもらってたんだけど、そろそろこっちで受け取ろうかなと思って。私たちの引っ越しはサマリーポケット様々ですよ」
「そんな便利なサービスがあるんだね!」
……これだと思い、即座に検索。専用ボックスに荷物を詰めて、送ると荷物を保管してもらえるサービスであること。引き取りは別の住所でもできること、を知りました。何より、離島から宅配便で荷物を送る場合と料金がさほど変わらなさそうでした。
これであれば、引っ越し後に必要に応じて荷物を取り出せ、大量の荷物に囲まれての引っ越し作業に追われないのでは……。料金や引っ越しの日程などの問題が解消できそう!
早速、専用ボックスを取り寄せました。離島なので届くまでに指定日配達でも日数こそかかるものの、特に追加料金なく、新品の綺麗なボックスが家に届きました。
通販を頼むと送料無料も「ただし離島は除く」と書かれている、離島です。「本来はボックス無料でも、離島だと取り寄せるのにも別料金がかかるのでは……?」と思っていたので、追加料金がかからないのことが嬉しい。
引っ越し慣れしている私たち。段ボールを目の前にすると、いよいよ引っ越しが始まるんだなと気持ちが引き締まります。
まず、使用頻度の低いプラスチック製の食器や子どものおもちゃ、本などを中心に箱詰めしていき、島から発送しました。
竹富島に唯一、宅配業を請け負っている方がいて、この方に連絡すると取りに来てくれ、竹富島発の船に乗せて、石垣島の配送所へ送る……という手順です。この方なしでは、我が家の引っ越しはあり得ませんでした。
アプリで荷物が見えて
引っ越しの進捗もわかる
後日スマホアプリを見ると、届いた荷物が一覧になって出てきました。「ああ、荷物が届いたんだ!」と、ほっとします。
サマリーポケットにはいくつかプランがありますが、「ブックスボックス」で預けた本は、1冊ずつ写真に撮ってくれてアプリから一覧で見られます。「そういえばこの本もあった!」「新居ではまずこの本を取り寄せよう」など、家にあるたくさんの本を改めて可視化することもできて、サイコー。結果的にサマリーポケットには、ブックスプランで10箱、エコノミープランで20箱以上預けました。
送迎会や息子の卒業式など記憶がなくなるほど忙しい3月が過ぎ、島を出て、あれよあれよと新居へ。
家具はほとんど島に置いてきたので、空っぽの家で家具を選ぶところからスタート。ある程度家具を購入したら、サマリーボックスに預けた荷物を順次取り出して行きました。
アプリで取り出したい箱を選び、転居先の住所を選ぶと、配送日時の指定ができます。およそ1週間ほどで荷物が届きました。
竹富島で送り出した荷物を、無事に埼玉で受け取ることができ感激しました。さらに、通常の引っ越しだと大量のダンボールに囲まれての暮らしになりがちですが、サマリーポケットの場合は不要なモノ、すぐには使わないモノは預けておくことができます。
必要な荷物を順番に取り出していくことで、「届いたモノから片付ける」作業ができ、通常の引っ越しよりも荷物の片付けがスムーズだったように思います。
憧れのリビング壁面収納と
本部屋づくりに着手
新居のリビングには、憧れていた壁面棚を導入して、本やおもちゃを並べていきました。家族のお気に入りが並んだ空間に仕上がって嬉しい!
預けていた本は早々に取り出し、リビングとは別に本を集めた部屋を作ることにしました。新しく購入した棚に、本を入れていきます。
一応、綺麗に見えていますが、実はまだ入りきれずにボックスの中に眠る本たちが……。こうなるなら、もう少しサマリーポケットに預けておいて、ゆっくり取り出して行った方が良かったかもしれません。
サマリーポケットには今も、写真撮影なしで箱ごと預かってもらえる「エコノミープラン」で家に収納しきれない荷物を預けています。「思い出グッズ」など箱に記入しておくと、アプリで見られます。
こうして、離島から子どもたちとの引っ越しは、サマリーポケットに助けられながらなんとか終えました。
引っ越してから1年経ち、なんだかまた家が荒れてきたような……。断捨離をしつつ、さらに追加ですぐに使わないモノはまたサマリーポケットに預けてみようかな。子育て中かつ転勤族にとって、収納の悩みを解決してくれるサマリーポケットは心強いパートナーです。
引越しで利用したボックス
長距離引越しをラクにお得にするために、サマリーポケットを使ってみませんか?
東京都出身。東京学芸大学卒。リゾート運営会社にて勤務後、専業主婦を経て2020年よりライターとして活動開始。2019年より4年間沖縄の竹富島で暮らす。「朝日新聞EduA」「講談社コクリコ」「リアルサウンド」などで、教育、子育て、エンタメ分野でインタビュー記事やコラムを執筆中。埼玉の山に囲まれたエリアで3人の子育て中。
X(@MomYuuuuui)|Instagram|note
2024年4月公開
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。