今回は住宅関係の仕事をするトム子さんに、収納サブスク「サマリーポケット」を使ってクローゼットに机を入れてデスクスペースにする作り方のレポートを寄せていただきました。
一児の母になり子供の荷物が増えたこと、また仕事や趣味でZINEの創作・販売を行っていることから作業に没頭できる机や1人の空間作りに悩んでいたそう。そこで収納サブスクを使ってみると?
子供ができて3人暮らしになり
自分だけの作業スペースがほしくなった
昔から間取り図や模様替えが好きで、日々居心地の良さや使い勝手の良さについて考えることを楽しんでいます。現在の自宅は60平米程の2LDKで、自分たちで設計しました。
2人暮らしのときはゆったり生活できていたので、子供が生まれても小さな人間が1人増えるだけだからなんとかなるだろう、と思っていました。
しかしいざ子育てが始まってみると、子供の服、生活用品のストック、おもちゃ等を収納するためには思ったよりも面積が必要でした。さらに嵐のような日々の中、ゆっくりしっかり片付けに時間をかけることもできず、いつの間にかどんどん新たなモノが入ってくるのです。
そうする内に、備え付けの収納からモノがあふれてくるようになりました。
このままではいけないと収納を見直そうと一念発起したきっかけは、寝室のクローゼットにデスクスペースを作ろうと考えたことでした。
子供が生まれる前は自分の作業デスクがあったのですが、部屋を広くするために処分してしまいました。それ以来ダイニングテーブルや、ベッドの上で使う折りたたみテーブルでPC作業をしていましたが、復職して仕事も忙しくなり、だんだん精神的に疲れてきたからか「自分だけの空間がほしい」と感じるようになりました。
寝室にはベッドとベビーベッドがあり、デスクを置くスペースはありません。ただ、壁一面(1.5畳程度)がクローゼット兼押し入れになっています。中には自分の服や、作ったZINEの在庫のダンボール、カメラ、写真、旅行グッズ、雑貨、書類等ありとあらゆる「私のモノ」がぎっしり詰まっていました。
扉をつけずカーテンで間仕切りをしているので、ここの一部をデスクスペースにして机を入れてみては?と思いつきました。
寝室のクローゼットをデスクスペースにするためには、まずこれまで収納していたモノをどうにかする必要がありました。実は整理収納アドバイザーの資格を持っているので、片付けの基本を学んでいます。
収納されてる持ち物の中からよく使うアクティブなモノとそうでないモノを仕分け、不要なモノを処分し、必要なモノを使いやすく収納する、が基本となります。手始めに、しまいこんでいた持ち物を見直し断捨離をしました。
しかし、断捨離にも限界があります。いきなり持っていたモノを半分に減らすのも難しい、でも自分の書斎となるデスクスペースは今すぐほしい……そんな二律背反に苛まれていた時、収納サブスク「サマリーポケット」を知りました。
「トランクルームなどの外部にモノを預ける」という選択肢は当初、全然ありませんでした。正直に言うと外部収納は「自分の目の届かないところにとりあえず移動させるだけの一時しのぎ」というよくない印象がありました。
ですが、今すぐ現状を打破したい緊急事態だし、サマリーポケットは一般的なトランクルームに比べて月額料金も安いし、一時的に預けるというのも手では?と思い立ちます。
収納をデスクスペースに!
断捨離した後に収納サブスクを活用
以前よくモノ系SNS「Sumally」を使っていたので、同じ企業が運営しているサマリーポケットは当時のアカウントでそのままログインできました。まずはサービスの説明を読むだけのつもりが、あれよあれよという間に専用ボックスを取り寄せていました(笑)。それだけ面倒なことがなく、スムーズに始められました。
プランとボックスサイズを選んだら、後は日時を指定するだけで専用ボックスが届きました。新品の専用ボックスはビニールできちんと包まれていて、モノを詰めるまでの間しばらく部屋に置いておくのも抵抗がありません。
今回は、預けたアイテムを1点ずつ撮影して一覧にしてくれるスダンダードプランのレギュラーボックスを使います。預けたいタイミングになったら、専用ボックスを組み立てます。
クローゼットの中に収納してあった、かさばる冬服と「アクティブではないモノ代表」の思い出BOX&海外旅行用アイテムを預けることにしました。
思い出BOXは、「特に役に立たないけどただ思い出としてずっと持っておきたい」というものを放り込んでいる箱なので、中身はとても混沌としており、自分でも何が入っていたか忘れてしまっていたので、一旦仕分けることにしました。
ひとつひとつ、これは何だっけ?これは捨てられないな、これはもういいかな……とジャッジを下しながら仕分けていくので、意外と時間がかかりました。
多かったのは写真です。フィルムカメラ・ポラロイドカメラにハマった時期があり、それらのプリントやネガ、アルバムなどが箱の大半を占めていました。お気に入りの写真はデジタル化しているのですが、だからといって捨てる気になれないモノたちです。
そして海外旅行にいったときの「戦利品」。パンフレットや地図、ポストカード、切符、チラシ、メモなどの紙類。これらも完全に「持っておくことに意義がある」思い出の品です。
あとはZINE制作のために描いた原稿がありました。これも「がんばって描いた」という自分の勲章のようなモノなので、もうしばらくは捨てずに持っておこうと決めました。
スタンダードプランでは、中に入れたモノを1点ずつ写真に撮ってくれるのですが、入れるモノが細かすぎるため、今回はもとの箱にまとめて箱ごと送ることにしました。
1つの袋にまとめていた海外旅行用品は、一度全部出して、2つの袋に分けることで、レギュラーボックスに収まってくれました。
かさばる冬服と、大きな思い出BOXがなくなったことでクロゼットにようやく余裕が生まれ机を入れられたことで、思い描いていたクローゼットデスクスペースが実現できました。
ただの作業台ではなく、自分の好きな本や雑貨を飾って楽しんだり、ひとりでほっと一息つけたりする場所です。
「預ける」ことでゆとりが生まれ
暮らしが快適になることに気づいた
サマリーポケットを利用してみて「預ける」という選択肢は意外といいなと気づきました。「持っておきたい」と「限りある面積で快適に暮らしたい」が、両立できます。
また実家に送るのとは違って無料ではないので、預ける時にちゃんとモノと向き合う時間を持てました。お金を掛けて預けるというのがいいな、と思ったのは、永久が前提ではないからです。今は持っておきたいけど毎月お金がかかるから、いつかまた取り寄せて処分するなりちゃんと飾るなりしようという気になります。
それに、サマリーポケットの管理画面から預けているモノが見れるから、しまい込んで存在を忘れてしまうこともありません。家に収納しているよりも、その存在を気にしているかもしれません(笑)。
その後、冬服の取り出しも経験し一通りの要領がわかったので、夏服と大量の本も預けることにしました。
サマリーポケットにはスタンダードプランの他に、ボックスごと管理するエコノミープラン、本やBlu-ray/DVDをバーコード読み取りで登録して一覧にしてくれるブックスプラン、スーツケースやゴルフバックなどボックスに入らないモノを預けられる大型アイテムプランがあります。たくさんのプランがあるので、預けたいモノによって使い分けるのが賢いなと思います。
夏服のように「中身が1点1点わからなくてもいい、来年の夏にはまとめて必ず取り出す」というモノはエコノミープランを使うのもいいなと思います。
思い出BOXのように、「いつか取り出す日まではずっと預けるモノ」は保管料がお得になる「いちねん割」を使うのもおすすめです。
実は家庭の事情で引越しをすることになったのですが、ここでもサマリーポケットが大活躍しています。これまで使っていた大きな本棚が破損し、処分することになったのですが、行き場を失った大量の本を「新居に映る前の仮住まい」の形で預けることができました。
本の荷造りはかさばる上に重く、引越し準備の中では一番大変だと感じています。でも前もって荷造りしてしまうと部屋がダンボールだらけに……という葛藤がありました。今回はサマリーポケットに事前に預けておくことができたので、部屋がダンボールだらけになるストレスもなく余裕も生まれ、他の引越し作業のハードルが下がり、とても気が楽になりました。
日常使いの他に、引越し時でもサマリーポケットはこんな使い方もできるんだな!と我ながら大発見です。
今後もいろんなモノを預けたり取り出したりしながら、サマリーポケットのいろんな使い方を模索して、快適な暮らしの環境を作っていきたいなと思います。
【お得情報】
新規利用で保管料が数ヶ月分無料に!
今すぐには使わないモノはサマリーポケットに預けて、クローゼットをデスクスペースにしませんか?
公開日 2022年12月9日
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン・サービス等は変更となっている場合がございます。