好きなものを集めたいコレクター精神は、大小あれど誰の心の中にも存在するものではないでしょうか。そのコレクションがお部屋を圧迫するほど増えてしまった場合、みなさんどのようにしているのでしょうか。
埼玉県のアパートにひとり暮らし
- 家にボードゲームが増えて、押入れが閉まらない
- 使いたいゲームをすぐに見つけられるようにしたい
今回登場してくれるのは人気ボードゲーム店「JELLY JELLY CAFE」池袋1店の鈴木さん。
身近なボードゲームといえば、オセロや将棋、すごろく、人生ゲームなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし1990年代中盤からドイツを中心に今や世界中でオリジナルゲームが作られています。
コマを使ってボード上で遊ぶゲームはもちろん、カードゲームやパズルゲーム、立体ゲームなどいろいろな種類のゲームがあり、どんなタイプの人でも活躍ができるもの。日本でもじわじわと認知が高まり、子どもよりも大人のほうがのめり込んでしまうといった遊びになっています。
そんな世界中のボードゲームがプレイできる「JELLY JELLY CAFE」で働く鈴木さんのご自宅は、池袋の職場まで電車1本で行ける埼玉エリア。都内よりも家賃が下がるため、広いお部屋が自慢です。
しかしお店のように棚を置いてボードゲームを並べているわけではなく、押入れにそのまま突っ込んでいるため、使い勝手はとても悪くお困りの様子。
その不満点を解決すべく、ひとまず鈴木さんのお部屋に伺ってみました。
増え続けるボードゲームに、収納は限界!
お部屋自体はすっきりしていて、家具も持ち物も多くはないのですが……。
その代わり、ボードゲームの数が半端ない! どうしてこうなったのか聞いてみると……。
「友人が遊びに来て、よく家でボードゲーム会をしているんですよ。それで月に4つほど新しいゲームを買ってしまうので、どんどん溜まっていくんですよね」
「今は90本くらい家にあると思います。このほかにも、大学生のときに住んでいた学生寮に数本置いているんですけど、かさばるので引き取るのが難しくて」
うーん、これ以上置くのはスペース的にも確かに難しそう。積み上げると箱の劣化も気になります。
「やりたいゲームをすぐに見つけられず、その都度ダンボールをひっくり返さざるを得ないことが最近の悩みです」
これは生活に支障が出ているレベル! すっきり片付けて、使いやすいゲーム部屋に改造しちゃいましょう。
思い出を語りつつ、4つに分類していきます
まずすべてのボードゲームを外に出して、仕分けからスタート。
主観的に見て愛着のあるものと、客観的に見た使用頻度で分けていきます。
具体的には「A:よく使う定番ゲーム」、「B:人に勧めるゲーム」、「C:あまり使わないけど宝物」、「D:今はごぶさたなゲーム」。この4つに分類していきましょう!
学生時代にハマって、これまでに700本以上のゲームをしてきた鈴木さん。片付けている間に、ボードゲームのおすすめを伺ってみました。
—ボードゲームの名作といえばなんですか?
「世界的四大ボードゲームを挙げるなら、アクワイア、リスク、ディブロマシー、モノポリーですね。モノポリーはビートルズが来日したとき、ファンがホテルに詰め寄って外に出られなかったときに遊んでいたゲームとして有名です」
—初めて購入したボードゲームは?
「ラミーキューブです。もともとボードゲームにハマったのは学生時代の寮で教えてもらったのがきっかけで、そこでもプレイしました。ラミーキューブも有名なゲームで、プラスチック製のものが多く、木製版はなかなか手に入らないんですよ」
—いちばん大きなボードゲームは、どれくらいの大きさなんですか?
「自分はやったことはないんですけど、「MEGA CIVILIZATION」(メガシヴィライゼーション)は公民館の部屋などを借りて大きな机に広げないとできないゲームです。総重量約10kgで価格も4万円近く。人数も5人〜10人くらいは必要で、しかも最低12時間はかかるので、合宿などの機会でやってみたいです」
—すごいですね! ご自身の好きなジャンルはなんですか?
「コンボゲームです。自分の持っているものをよく把握して無駄なく動けるように戦略を立てるのがおもしろいんです。うん、これは愛着のあるゲームのほうに分類しよう」
—難易度の高いゲームといえば?
「トワイライト・ストラグルかな。 アメリカとロシアの冷戦を描いた、ふたり専用のゲームです。とても複雑で、プレイ時間も4時間を超えますね(笑)」
そんな雑談をしているうちに、仕分けも終わったようです。
使用頻度の低いゲームは
サマリーポケットへ!
家に残しておくもの以外は、サマリーポケットへ預けましょう! サマリーポケットは月額330~895円(税込)からスマホひとつで簡単に荷物を預けることができます。オーダーから最短翌日で、玄関先までダンボールが届きますよ。
「よく使うものは手元に置いておきたいので、宝物の中でも大物と、今あまり使っていないものを預けようと思います」
預ける際には箱の中身が外に出ないように、念のため100均などで買えるゴム紐で留めていきます。
「うちのお店でも箱はゴム紐で留めているんですよ。箱が傷まないように縦に留めるのではなく、斜めにかけています」
外れそうな箱はゴムで留めて、大丈夫そうなものはそのままで。どんどん箱に詰めていきます。
「あっ、これは持っているのを忘れていて、間違えて買ってしまったゲームですね」
持っているモノを把握できていなかったために起きた痛恨のミス! サマリーポケットに預けたモノは倉庫のスタッフが1点ずつ写真を撮るので、預けたモノの一覧をアプリで確認することができます。視覚で把握できるとダブりもなくなりますね。
大きくて部屋での管理が大変な、お宝級レアゲームも預けましょう。手元に残しておくゲームについて、鈴木さんは答えます。
「よくプレイするゲーム以外にも、遊びに来た人に紹介できるように、いろんなジャンルで残しています。せっかくボードゲームっておもしろいよって紹介するのに、自分の趣味に偏ってしまっていると嫌じゃないですか。なので、趣味じゃなかったとしても売ろうと思わないですね」
預けるゲームは合計40本。サマリーポケットでは1箱30個までは中身の写真を個別で撮ることができます。数を超えてしまってもラージボックスなら総重量25kg以下であれば預けることができますよ。
預け先は貸し倉庫の老舗・寺田倉庫。空調管理は24時間365日、1日3回チェックで徹底されています。保管環境がよく、大事なものも安心して託せそう。
手元に置くコレクションも
見違えるほどスッキリ!
手元に残したゲームも整とんすべく、さらに仕分けをしていきましょう!
月2回ほど、近所の小学校へ放課後にボードゲームを教えに行く鈴木さん。子どもたちと遊ぶボードゲームを小さな箱にまとめ、「小学校セット」を作りました。
「中でもワールドレシピとワードスナイパーは、絵のカードを揃えたり、連想する単語を考えたりするゲームで、ボードゲーム初心者の大人にもおすすめですよ。それからこれも……」
「実は弊社でもボードゲームを作っています。このふたつは日本のファンが同人で作っていたものをリデザインしたもので、うちのカフェでも販売していますよ! 実は今、自分でもボードゲームを製作中なんです」
さらにふたりで遊びたいときのゲームも別箱にわけて、残ったゲームを押入れに並べていきます。
月1回以上遊ぶものは前列へ。さらに、よく使うものを中央に並べました。月1回以下の使用頻度の低いものと、思い入れのある宝物の神ゲームはこっそり後ろへ。あとは高さを揃えれば完成です。
「小学校セットは、学校に行くたびに探さなくてよくなったのでうれしいですね」と微笑む鈴木さん。今後ゲームが増えたら、三段ラックなどの棚を入れて、上の空きスペースを有効利用するとよさそう。
ボックスにつめた後は、アプリから集荷を依頼することができます。
預けたあとも、あのゲームがやりたい!と思ったら1点から取り出すことができるのもうれしいですよね。アプリでオーダーすれば、最短翌日に届きます。
大事なコレクションも大切に保管。サマリーポケットを上手に使ってお部屋をもっと快適にしてみませんか?
今回利用したボックス
お部屋をスッキリさせるために、サマリーポケットを使ってみませんか?
あなたも荷物を預けて
スッキリさせよう!
今回お片づけをした鈴木源さんは池袋1号店の店長です。木を基調とした落ち着いた雰囲気で、JELLY JELLY CAFEの中でもドリンクの種類が1番豊富です。
https://jellyjellycafe.com/
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。