スマホひとつで部屋が劇的に片付く収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理方法”についてお届けするサマリーポケットジャーナル。
自宅で過ごす時間が長い今日この頃。
「サマリーポケットジャーナル」では、「おうち時間を快適に」と題してさまざまなジャンルの方にご協力いただき、お部屋での時間を快適にするアイデアや、心地よい暮らし方をご紹介していきます。
今回は、SNSで暮らしにまつわる情報を発信している12/31さんに寄稿をいただきました。
12/31さんのTwitterフォロワーは1.9万人(2020.4現在)と、そのシンプルなライフスタイルは多くの注目を集めています。 そんな12/31さんの暮らしについての考え方、唯一のコレクションである“箱”をサマリーポケットで管理する様子などをご紹介します。 快適でシンプルな暮らしの参考に、ぜひご覧ください。
シンプルな生活を選んだきっかけ
SNSをメインに、暮らしにまつわる情報を発信している12/31です。普段は、インテリア関係の会社でWEBや、映像、マーケティングを担当しています。
私は暮らしのテーマとして、「最後の日がいつも通りでありますように」と掲げています。今日が最後だと分かっていても、いつもどおり家で過ごしてしまうような心地いいシンプルな考え方や暮らしを共有できればと思い、SNSを通じて日々発信しています。
私がシンプルな生活を選んだきっかけは、会社の転勤が決まり部屋のモノを整理してダンボール詰めを行っていた時でした。引越し経験が少なく心配性なので引越しの2ヶ月前には荷造りは終わっていました。
2ヶ月もの間、部屋のほとんどがダンボールに詰め込まれて何もない。そんな部屋で過ごしていて思ったのが、「そんなに必要なモノはない」という事でした。部屋は空っぽだけど思っていたより無理なく過ごせている。物欲はあれど、所有している自覚だけで心地いい事に気付きました。
シンプルな生活に目覚めたことで、前々からインテリアを広めたいと思っており、「このタイミングで暮らしを発信したい」と12/31を始めました。
モノを手放すには、見定める期間も必要
サマリーポケットは直感ですごく便利なサービスだと思い活用しています。
洋服を実家に送る事も考えましたが、半年程で取り出す事になると思うので手間や費用を考えるとあまり差がないのでサマリーポケットでも良いんじゃないかなと思っています。預けたモノを専用アプリ内で確認でき、持たずに所有欲も満たせるので役立っています。私としてはストレスを預けているような感覚です。
スマホの便利系アプリの操作があまり好きではなくて、インストールしているアプリは数えるほどの私ではありますが、サマリーポケットのアプリは操作がシンプルなので気に入っているポイントです。アプリのアイコンもシンプルなのでヴィジュアル的にも良いです。
サマリーポケットでは専用ダンボールを取り寄せ、梱包を済ませられる日を決めて集荷手配も同時に済ませる事ができます。期限を決めないと手をつけられない私にとって、この予定決めも気に入っています。期限を決めても随分先の予定にしてしまうと気持ちが冷めて集荷をキャンセルしてしまいそうなので可能な限り直近にしています。
それに、寺田倉庫さんが保管を担当しているので安心だと思いました。よくわからない会社にモノを管理されるのは不安があったのですが、サマリーポケットは寺田倉庫さんと協業しているあたり、とても安心できました。
モノを手放すとシンプルな暮らしは手に入りますが、一時的なものだと思っています。手放すまでには見定める期間が必要なのかなと。収納せず、捨てることもなく見定める為にもサマリーポケットは迷っているモノの管理に活用するのも良いと思います。
例えば、雑誌や洋服。
洋服は季節が変わったタイミングでサマリーポケットに預けています。洋服は特に捨てる決心がつかない印象があります。私は一年間分の服をクローゼットに掛けていますが、適当に預けてみて自分の中の変化を確かめています。
余談ですが扇風機やヒーター、布団も預けています。
サマリーポケットに預け、手元から一度失ってみる事で、必要なのか再確認しています。一定期間預けた場合には要らないモノだと判断して捨てる事にしています。愛着から距離を取る事でモノと正しく向き合える気もします。
今回はコレクションしている“箱”を預けます
今回は、私のコレクションである箱を預けることにしました。私の唯一のコレクションは箱です。アルバイト先の飲食店で、廃棄することになった生のサイコロステーキを貰い受けてしばらく眺めていたほどには四角いモノが好きで、中でも一番箱が好きです。
箱を預ける為に選んだサイズは、スタンダードプランのレギュラーサイズ。大体のモノは詰め込む事ができるサイズなので、私はいつもこのサイズを選んでいます。
東京で私の箱コレクションを披露するだけの”箱展”を開催したいと思っています。箱は私の唯一のコレクション、最もスペースを埋めているモノです。200個以上集めれたら展示会ができるボリュームになると思っているのですが、数えてみると130個しかありませんでした。展示会を開催する為にも新しく箱を増やす必要があるので収納スペースが必要です。
これは私の箱コレクションです。
シンプルに綺麗に管理しないことには私の暮らしの考え方と大きくずれてしまうので、箱の管理場所で悩まないように常に整理しています。
箱が好きでオリジナルボックスを作った事があるのですが、新たにオリジナルのボックスを作りたいので、箱のイメージとは異なるモノを選んで預ける為に並べました。
まず、預けたいモノを探すよりも残しておきたいモノから片付けます。手元に残しておきたいモノがちゃんと収まるか確認する為だけでなく、先に片付ける事で散らかった状態を早めに切り上げる事を優先しています。
残しておきたい箱が整いました。
手元には、自分が作りたい箱のイメージに近いモノを残しました。
ここからはサマリーポケットに預ける箱を詰める作業です。
可能な限り預けたいので微調整を繰り返しながら入れて行きます。箱の中に箱。マトリョーシカ式でコンパクトにまとめています。
なんとか預けたい箱は全て入りました。少しバランスが悪いのが気になるところですが、こだわりすぎると最終的に散らかってしまう可能性があるので、これぐらいで諦めました。
気持ち程度ですが、プチプチを被せています。預ける瞬間から箱の状態が見えないので、「箱が痛んでしまっているかも」と一々思わない為の予防線みたいなものです。
梱包して、後は集荷を待つだけです。とても楽です。集荷の際も提示するものはなく、面倒な事が嫌いな私としてはすごく重要な事で嬉しいです。
“収納せず、捨てることもなく”
これが私の片付け方法
モノを預ける事は重要だと私は思います。時々、フォロワーの方から「どうすれば部屋をシンプルにできますか?」とご質問をいただく事があるのですが、迷ってしまう場合は無理に収納しない事。そして、思い切って捨てないことだと思います。
シンプルにしたいと思うと早い段階で「片付けなくちゃ」「捨てなくちゃ」と思う気がするのですが、必要かどうか曖昧なモノを収納してしまうと、ずっとモノが空間の中で意味を持たず停滞します。だからと言って捨ててしまうと、捨てた後に必要だと思い直してストレスになる事があります。
モノに溢れて嫌になったら預ける。モノが少なくて寂しくなった時には取り出してみる。
シンプルな空間を優先したあまり、心に負担ができてしまうと全然シンプルではないです。
部屋でモノを持つ為には、それぞれに見合うキャパシティの管理が必要だと思います。
私がサマリーポケットを知る前に試していたモノの管理方法は、捨てるか迷っているものを新品のゴミ袋に入れて数日、家で放置するというものでした。これを私は「仮死状態」と捉えていました。
部屋からモノが消えてしまった際に気持ちの変化があるかどうかを確認するため為に、試しに家の中で持ち物をゴミ袋に入れて管理していました。必要だったら取り出せば良いし、要らなければそのまま捨てれる状態です。私はそんな方法でゴミ袋を2〜4袋つくって必要なモノを選定しました。
“収納せず、捨てることもなく” これが私の片付け方法です。
そんな片付け方法を行っていた最中にサマリーポケットの存在を知り、私が求めていたサービスそのものだったので、今回寄稿のご依頼いただく前から個人的に利用させていただきました。ゴミ袋での管理だとずっと場所をとってしまうので、それすら嫌になってきていた私が求めていたサービスでした。
サマリーポケットを活用することで、新たな箱を収納するスペースもが確保できたので、箱展に向けて沢山気に入ったモノを集めて行きたいです。
Twitter: @1231ot
Instagram:@ot_1231
HP:https://www.ot1231.com
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。