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スマホひとつで部屋が劇的に片付く収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理”についてさまざまな方へインタビューするサマリーポケットジャーナル。 今回は、スタイリストとして活動している大山旬さんにご登場いただきました。個人のスタイリングやオンラインスクールを通じて自らのファッションメソッドを伝えている大山さん。実際に自分自身でアイテムを試してみることを大切にしているため物は増える一方で、サマリーポケットをストックルームとしてご活用いただいているようです。
まずは僕自身でトライしてみる必要があるので、どんどん買い物をしています
— サマリーポケットを使い始めるきっかけは何でしたか。
仕事柄、洋服から雑貨まで物をたくさん買うので、収納に役立つサービスがないかと調べていたんです。そこで色々と検索を進めているうちに、サマリーポケットのサービスを見つけて、「これは僕にぴったりだ!」と思ってすぐに使ってみました。それが3年くらい前です。
— 著書やブログで様々なアイテムをレビューされているので、確かに物は多くなりそうですね。
スタイリングで使用するアイテムを提供してもらうと、公平な立場でレビューができなくなってしまうので、基本的に全部私物です。人に提案するには、僕自身が色々トライしてみる必要があると思っているので、そのためにどんどん買い物をしています。本当はミニマリストでいたいんですけれどね(笑)。これまでは定期的にフリーマーケットに出店してガサッと売っていたんですけれど、仕事が忙しくなってそれもままならなくなってしまって……。サマリーポケットと出会えてよかったです。
— やはり預けていただいたものは、服が圧倒的に多いんでしょうか。
今はレギュラーボックスで洋服7割、あとはインテリア雑貨、本やCDまで色々預けています。きちんと空調管理されているので安心ですし、写真を撮ってくれることで可視化されるので、コーディネートを考えるのにも役に立ちます。
— 預けるものと、手元に残すものはどういう基準で分けているのでしょうか。
「なるべく長く使おう」と思ってそれなりの金額を投資したものは、簡単には手放せないですよね。「10年間先を見越してもまた使うだろうな」と想像できるアイテムはいくつかあってサマリーポケットに預けています。あとは靴。僕は革靴がすごく好きでたくさん買い集めていた時期もあったんですけれど、今はスニーカーが履きたい気分。最近はあまり革靴を履かなくなってしまったけれど、これから先革靴を履きたくなる時期は必ずくると思っているので、サマリーポケットに預けています。自宅のクローゼットやシュークローゼットには、必ず着るものしかおきたくないんですよね。ファッションは好きだけれど、毎朝色々と目移りして悩んでコーディネートするのはあんまり好きじゃないんです。
— どのようにして、今のお仕事のスタイルにたどり着いたんですか。
雑誌や芸能人のスタイリングで活躍するスタイリストにも憧れてはいたんですけれど、そこまでセンスに自信がなかったんです。学校を卒業してアパレルに就職して、そこを辞めたあとは、ファッション系の専門学校で働いていました。その頃、あまりファッションに興味のない僕のいとこに、「買い物について来てほしい」と頼まれてコーディネートを提案したことがあったんです。当時「亭主改造計画」というテレビの企画を見ていて、見よう見まねでやってみたんですけれどそれがすごく楽しかった。「ファッションがあまり得意でない人を、平均まで引き上げるようなスタイリングなら自分にもできるかもしれない」とそのとき気がつきました。
— パーソナルスタイリストを始めた頃は、どうやってお客さんと出会っていたのでしょうか。
今の仕事のスタイルを始めたのは9年前で、まだmixiを使っていました。色々なコミュニティに「スタイリストしているので、相談してください」って書き込んでみたんです。引きこもりの人が集まるコミュニティに書き込んだら、5年くらい家を出ていない男性からオファーがあって、それが初仕事になりました。でも2、3年この仕事を続けてみたら、問題に直面しました。一緒に買い物に行ってそのときはお洒落になっても、ちょっと時間が経つと元に戻ってしまうんです。だから「お洒落をするには、どういう考えれば良いのか」ということを言語化したいと思うようになりました。だから今はパーソナルなスタイリングに加えて、より多くの人の悩みを解決するために、本を書いたりオンラインスクールをやったりしています。
— 一度華やかにするだけでなく、続けていけるスタイリングを提案するのに、何かコツはあるんでしょうか。
あまり流行に左右されない、ベーシックなファッションをテーマにしています。あと続けていくために、金額のことも考慮します。高過ぎないリアリティある価格帯の物を紹介するようにしていて、「“一生物を買う”のも素敵だけれど、その時々旬な物を購入して循環させていくことも大切ですよ」と提案しています。自分自身でも実際に購入して何パターンも試してみるので、人よりもたくさん物を買っているんです。だからこれからもサマリーポケットにはお世話になり続けると思います。
スタイリストがストックルームとしても活用するサマリーポケット。
いま“気分じゃない”アイテムは、預けてクローゼットの新陳代謝アップ!
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。