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サマリーポケットで実現する新時代のライフスタイル“家に住まない暮らし”

年収1200万の京大卒エリートが“家に住まない暮らし”を1年間続けた結果

市橋 正太郎 (アドレスホッパー)

市橋 正太郎(いちはし しょうたろう)
1986年、京都府生まれ。京都大学卒業後、株式会社サイバーエージェントにてにてAbemaTVなど自社サービスのマーケティング・プロモーションの責任者を経て、SNSで流行中の性格診断「mgram」の最高マーケティング責任者に就任。現在は独立して新規事業のマーケティング支援を行いつつ、自身の経験を生かしてアドレスホッパー向けのサービス開発を行なっている。私生活では、あらゆるスマホサービスを駆使して、場所にとらわれない自由な生活を送る「アドレスホッピング」を始めて約1年になる。
https://twitter.com/addhopper

取材・文・写真:平井莉生

スマホひとつで部屋が劇的に片付く収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理”についてさまざまな方へインタビューするサマリーポケットジャーナル。 今回は、“アドレスホッパー”と名乗り、家に住まない暮らしを続けている市橋正太郎さんにご登場いただきました。アドレスホッピングには、荷物をミニマルにするのが欠かせないと話す市橋さん。サマリーポケットは、その暮らしに大いに役立っているようです。

僕の生活に、サマリーポケットは欠かせない

— 「家に住まない暮らし」とは、一体どんな暮らしなのでしょうか。

文字通り、家を借りない生活です。転職を機に、それまで住んでいた家の契約を破棄して、民泊やゲストハウスを転々とする暮らしをスタートさせました。2017年の12月27日から始めて、今でもその暮らしを続けています。仕事は全てオンラインで完結するようにしているので、定宿は持たず毎日いろいろな街に行くようにしています。東京近辺でも浅草や下北沢、葉山などまだまだ泊まってみたい街がありますし、今後はフィンランドやエストニア、アフリカなど世界中で行きたい場所がたくさんあるので、興味は尽きないです。

— いったい、どうしたらそんな暮らしが実現できるのか想像もつかないです。

意外と生活に必要なものって最小限にできるんですよ。僕の所有物は、そのシーズンに着る衣類だけバックパックで持ち歩いて、残りの衣類はすべてサマリーポケットに預けています。この生活をスタートさせるときにフリマアプリを使って100品くらい整理したので、サマリーポケットに預けているボックス7箱分くらいが、僕の所有物のほぼ全てですね。季節外の衣類やキャンプ用品、大切な本、捨てられない贈り物などを預けています。トランクルームも検討したんですけれど、コストと利便性を考えると、僕にとってはサマリーポケットが一番良いなという結論に至りました。

市橋さんの“所有物のほぼすべて”がこの中に。

—そんな風にご活用いただいている方とは初めて出会いました!お役に立てて光栄です。

僕の生活に、サマリーポケットは欠かせないんですよ! あとは洗濯代行のサービスも使っています。その時住んでいる場所まで届けてくれるので便利なんです。家事代行のサービスも最近どんどん増えていて、ニーズが高まっているということだと思います。そういったテクノロジーやサービスがなかったら今のアドレスホッピングというライフスタイルは成り立っていないですね。サマリーポケットのクリーニングオプションも、とても便利なのでよく使っています。

— どうして、家を手放すことにしたのですか?

きっかけは、転職です。以前は大手のIT企業に勤めていたのですが、スタートアップの会社に転職したので年収が1200万から600万と半分になったんです。普通は家賃などの固定費を下げて、会社の業績が上がるまで耐えるという風に考えると思うんです。僕も最初は家賃を下げた物件やシェアハウスを見て回ったんですけれど、あんまり良いところが見つからなくて……。そもそも帰って寝るだけの「箱」に、10万円近く払わないといけないことが納得いかなくなってしまって。それって、ただの消費で、生きたお金にならないじゃないですか。今は、住まいにかかるお金は月平均で5万円程度。以前は家賃だけで13万円、それに水道光熱費やWi-fi代、定期代などがかかっていたので、1/3以下のコストに抑えられています。

— コストパフォーマンスが良いんですね!それ以外にどんなところにメリットを感じているのでしょうか。

動機の根本には、コスト面だけでなく、10年続けていた一人暮らしへの飽きがあるかもしれないですね。仕事から帰って来て寝て、休日は家事をやって夜は飲みに行って……という生活のルーティンに飽きていたんです。それを打破するには転職や移住という大きな選択肢があると思うのですが、いっそのこと住む場所自体を超フレキシブルな状態にしてしまえば、飽きがこないんじゃないかと(笑)。それが自分にも合っているんじゃないかと思って、今の生活に踏み出しました。リュックひとつでどこへでも行けちゃうし、家に帰る移動の手間もない。日常生活の可動性がすごく上がったんですよ。どこでも泊まれる、どこでも寝られる、何にも囚われていない生活。過ごし方の自由度が究極的に高いんです。例えば、「来週は四国で過ごすか」とか、「今日は浅草で終わったから浅草に泊まるか」とか。普通に生活しているだけで新しい発見が得られるようになりました。

— なるほど。そう言われてみると“家を持たない暮らし”が魅力的に思えてきました。この生活を続ける上で、何か変化はありましたか?

アドレスホッピングを始めてそろそろ1年になりますが、たくさんの仲間ができたのが嬉しいですね。実は、あえて家を持たずに生活している人ってけっこう居て、そういう人と繋がる機会が多くなりました。10月に「Hopping Night」という、日本初の家に住まない人が集まるイベントをやったのですが、40人程来てくれて。みんな、とてもフラットで自由で、同じ価値観を持っているので、すぐ仲良くなれました。年明けにも100人規模でイベントをやろうと思っているので、興味のある人はぜひ参加してみてほしいです。

10月に市橋さんらが主催した「Hopping Night」のようす。楽しそう!

— “アドレスホッパー”ってそんなにたくさんいらっしゃるんですね!市橋さんは、しばらくはこの生活を続けるのでしょうか。

今は勤め先も決まった場所ではなく、ほとんどリモートで働いていて、その環境にあったライフスタイルが“アドレスホッピング”だったというだけで、今後結婚したり子供が生まれたりと自分の状況が変わったら、それに合うライフスタイルに変えていくのだと思います。そうしたらまた、サマリーポケットの使い方も変わるのでしょうね。

サマリーポケットとは
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いかがでしたか?
「家に住まない」ことも、ひとつの選択肢。
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※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。