スマホひとつで部屋がスッキリする宅配収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理方法”についてお届けするサマリーポケットジャーナル。
多くのサブスクリプションサービスが出てきて、暮らし方や住まいとの向き合い方を見つめ直す人も増えてきています。
今回は株式会社スペリアル取締役COOとして会社経営しながら、複業フリーランスとしてマーケティングの仕事をしている吉田柾長さんに、サマリーポケットの体験レポートを寄せていただきました。
多拠点生活をするアドレスホッパーは、サマリーポケットをどう活用しているのでしょうか。アドレスホッパーの生き方から、所有に縛られない生活のヒントが見つかるかもしれません。
※アドレスホッパーとは?
特定の住所を持たず、各地を転々としながら生活をする人・生き方のこと
複業フリーランスに転身。
場所の制限はなくなり、仕事道具はPCだけに
私は現在、家を持たずに住まいを転々とする多拠点生活を送っています。そんな生活が実現できた背景には、宅配収納「サマリーポケット」の存在があります。
元々は定住しており、新卒入社した企業の近くの家に住んでいました。
その企業に勤めていた頃は全く問題なかったのですが、転職で職場が変わったタイミングでアクセスが悪くなりました。
その時に初めて家に制限されていることに気付き、定住が当たり前の常識を不思議に感じ、「いつかは定住をやめて住まいを転々としたい」という気持ちが次第に強くなっていきました。
それから数年後、フリーランスに転身したタイミングで特定の職場がなくなったため、「今なら憧れの多拠点生活ができる!」と勢いで定住をやめることにしました。
定住をやめるとき、どうしても捨てられないモノを保管しておくには?
多拠点生活をするには、普通の賃貸マンションではなく、家具家電が備わっているマンスリーマンションやホテル、ゲストハウスやシェアハウスを利用する必要があります。住民票は実家においています。
例えば祖師ヶ谷大蔵にあるb.e.parkというシェアハウスには生活に必要なモノが揃っており、旅行で必要なレベルの荷物さえあれば不自由ない生活を送れます。
このように生活に必要な家具家電等の設備が揃っている拠点は日本中にいくつもあり、東京に限らず地方を転々とすることも可能です。
移動の際に必要な持ち物のほとんどが衣類で、スーツケースがあれば自由に動くことができます。
ただし、定住をやめるにあたり一つだけ問題がありました。
捨てられないモノがスーツケースに入りきらず、持ち運べる重量を大幅に超えてしまったことです。例えば卒業アルバムや卒業証書などの思い出の品、シーズン外の服などです。
倉庫をレンタルするトランクルームを利用する選択肢もありましたが、費用が高かったことや、住まいを転々とする上ではトランクルームに取りに行くという場所の制限が発生することは避けたく、前向きに検討できませんでした。
アドレスホッパーになれた決め手はサマリーポケット
仕事柄、情報収集で広告をよく眺めていたのですが、そんな時にタイミングよくサマリーポケットの広告が流れてきて「これだ!」と直感しました。
当時は夏だったので冬服を預けるために、預けたモノが1点ずつ撮影されてスマホなどの画面から確認できるスタンダードプランのアパレルボックスを2つ、アルバム等の思い出の品を入れるためにレギュラーボックスを2つ取り寄せました。
アパレルボックス、レギュラーボックス共に、1ヶ月の保管料は1箱394円です。
アプリはシンプルで見やすい画面で、初めてでもスムーズに操作できました。
週末に時間指定して午前中に取り寄せ、ボックス回収をその日の夕方に指定したため、預ける作業は1日で完結しました。
そもそも定住する上でモノを置いているスペースにも固定費が発生していて、それを考えればボックス4つで月1,576円は非常にお得です。
荷物を預けて身軽になり、ようやく憧れの多拠点生活が始まりました!
場所の制限がなくなったため好きな時に好きな場所で仕事ができ、気分で住む場所も変えることができます。
シーズンに応じて手持ちの荷物を入れ替える
寒さを感じるようになってきたので、アパレルボックス2つを取り寄せ、ニットやパーカーを8着、アウター2着、マフラーを2つ取り出しました。
他にもボックス内に服はあったのですが、改めて考えてみると今は必要ないと判断したモノもあり、それは夏服と一緒に再び預けました。
こうやって本当に必要なモノだけを整理していけることも宅配収納のメリットと感じています。
普段必要な荷物は限られていることに気づかせてくれた
ボックスを預けたり取り出したりする中で、「これは必要なのか」と改めて考えるきっかけになり、必要なモノが整理されていきました。
思い返せば家に収納してあるモノの多くは、普段使わないことが多く、生活に必要なモノは限られています。それを収納しておくタンスや押入れなど、収納スペースにも家賃という費用がかかっています。また普段使わないモノも引っ越しのたびに費用が発生します。
そうした普段使わないモノを無駄だと捨ててしまうのではなく、預けるという選択肢があります。そうすることで、ミニマムに身軽な生活をしつつも大事なモノをとっておくことができます。
サマリーポケットはそんな常識の中にある非効率に気づかせてくれるきっかけでもありました。
サブスクリプションサービスは“所有”から解放してくれる
サブスクリプションモデル自体、所有から解放してくれるサービスだと思います。
例えばビジネス設計の「BizMake」で事業構想をすることで、事業企画する上で紙が増えません。ソーシャル経済メディアの「NewsPicks」を利用することで、テレビや本がなくても情報収拾や勉強ができています。
またテイクアウトの「POTLUCK」を利用することで、料理を完全にアウトソーシングしています。1食あたり400円でプロの料理を食べることができ、美味しく健康な食生活を送っています。
どれもサブスクリプションのサービスです。
拠点探しは「NOW ROOM」というサービスを使っており、敷金礼金0円で短期滞在できる場所には困っていません。希望の場所がどうしても見つからない日はカプセルホテルを利用しています。
都心を転々としていますが、シェアハウスなどを活用すると意外と安いところが多く月々の宿泊費(光熱費込)が6万円を超えることは少ないです。
定住していた頃の家賃と光熱費は合計9万円で、通勤や掃除にかかっていた時間を考えればかなりの非効率でした。
このように生活を助けるサービスを利用することで、効率的な多拠点居住生活を実現しています。生活の中でアウトソーシングしている部分が多いため、生産性が上がることもメリットです。
多拠点生活を実現する中で、モノの所有だけでなく時間と費用のコスト削減もできています。
気分によって働く場所を選べるため気分転換もしやすく、常に最高のパフォーマンスを発揮できる場所を選べます。
また、人との出会いが増えることも魅力です。
旅をするように暮らしており、住まいを変えるたびに新しい出会いがあります!
様々なサービスを活用し定住にしばられなくなったことで、自分の中の「暮らし」がアップデートされ、生活が大きく変わっていきました。
多拠点生活を、しばらく続けていこうと思います!
さっそく荷物を預けて
スッキリしてみよう!
使用したボックス
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。
青山学院大学 国際政治経済学部を卒業後、株式会社ぐるなびで飲食店のプロモーションコンサルティングと、食を通じた企業・自治体のプロモーション企画案件のプランナー、全国規模のプロジェクト担当としてプロジェクトマネジメントやマーケティング 業務を経験。
株式会社アスラボに転職し、経営企画 兼 マーケティング担当として、デベロッパーとの調整・店舗企画・出店者リーシング・出店者審査・オープンプロモーション・オープン後のマーケティングコンサルティングと多岐にわたる業務を兼任。
フリーランス転身後は主に店舗ビジネスのプロデュースとマーケティングコンサルティング事業に携わる。
2020年8月に株式会社スペリアルを設立、取締役COOに就任。フリーランスの活動は続けながら会社経営を始める。