サマリーポケット

大量の本と資料の山…! ミニマルな暮らしをサマリーポケットで実現!

ときめきをくれる部屋を維持するための、大事なワンクッション

寄稿 : 林信行 (ITジャーナリスト)

スマホひとつで部屋が劇的に片付く収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理”についてさまざまな声をお届けするサマリーポケットジャーナル。

今回は「サマリーポケット」の愛用者である、ITジャーナリストの林信行さんより寄稿をいただきました。中学生の頃からIT最前線に興味を持ち取材を開始。著書も多数刊行されている林さんのご自宅には、貴重な資料の山ができていたそう。憧れだったミニマルな書斎を手に入れるまでの、林さんが辿った道のりをご紹介します。

捨てられない、でもミニマルにしたい

IT業界の取材を始めて30年弱。家にはIT業界の貴重な歴史的資料の山ができあがっていた。倉庫がわりにしていた実家の売却が決まり、大量の資料や書籍を前に途方に暮れていました。そんなとき友人からツイッターでサマリーポケットを教えてもらいました。

IT業界の取材を始めたのが1990年。以来、ノートパソコンや携帯型情報端末、Windows 95やiMacの登場、インターネットの普及、スマートフォンの登場など激動の時代を最前線で取材し続けてきました。ベテランになってから、IT史の本を何冊か書きましたが、その時、自分の持っている資料の多くが、もはや世界的にもほとんど残っていない貴重な資料になっていたことに気がつき、ますます捨てられなくなりました。

インターネットを使ってIT史の調査を行うとインターネット普及途上の情報が少ないのはもちろんですが、Web上の資料も会社が潰れたり、Webサイトリニューアルのためにあっさり消されてしまっていることが多く、紙の資料が実は貴重だと気付かされました。

これまではかなり広かった実家で、12畳ほどの茶室や6畳ほどの部屋を倉庫がわりにして資料を保管していました。しかし、時代は流れ、親がその実家を手放すことが決まり。合わせて私も荷物を引き取ってマンションに引っ越すことが決まりました。

引越し前の家の様子。荷物の中でも圧倒的に多いのが本!
自分の部屋から荷物を出す段階で一度、1階の廊下に並べた段階でもう1度、断捨離をするも
引越し日の締め切りに負けて十分な断捨離ができず、最後は端から引越しボックスに入れていた。

新居では一番広い10畳の部屋を書斎(仕事部屋)にする予定だったし、頑張って断捨離すればなんとかなるだろうと考えていましたが、完全に甘かったようです。3回に分けた引越しの2回目には書斎のドアの淵までピッタリと段ボールが詰めあげられ部屋に入れなくなっていて、ただ笑うしかできませんでした。

3回に分けて行なった引越し。
2回目の時点で、既に書斎はドアのところまでダンボールが積み上げられていた(この奥に本当は10畳の書斎があるが、中に入っていけない。ちなみに机の上と下、ビッチリとダンボールが埋まっていました。)

こう見えて、実はミニマルな暮らし、ミニマルな仕事部屋に憧れていたのですが遠い夢だったようです。
この時ばかりは「なんで、こんなに過去に呪縛され続けないといけないのか」と自分の境遇を恨めしく思い、資料はいずれコンピューター関連の博物館などに寄付すると決心をしました。もっとも、それもすぐには実行に移せません。それに何よりも、日々の仕事のために、仕事部屋を使える状態にしないといけませんでした。

トランクルームを借りてみたものの…

まずは近所にトランクルームを借りました。断捨離を進めつつ、古いパソコンや紙資料などの段ボールをそこへ預けました。引越し用の小さい段ボール箱で80箱ほど(と古いパソコンを12-3台)は預けました。
このおかげで、なんとか部屋に少しは動けるスペースができてきました。でも、トランクルームに置いた「資料1」、「資料2」、「DVD1」、「CD-ROM2」などと書かれた段ボール箱を見ても、もはやこれだけたくさんあると、どこに何が入っているかはまったくわかりません。

トランクルームに預けた荷物のほとんどはある意味、デッドストックなのです。万が一、「あれが欲しい!」と思っても、おそらく10箱、20箱はあけないと目当てのものを見つけられないと思います。

新居のすぐ近くに借りたトランクルーム。
こちらもすぐにダンボールでいっぱいになってしまった。箱には「CD」、「紙資料」、「ガジェット類」など内容物が書いてあるが、同じジャンルの箱がいくつもあるので、この中から目当ての物を見つけ出すのは至難の技。

「せめて箱の中にどんなものを詰めたか写真を撮っておけばよかった!」と思ってもあとの祭りでした。
そんな折、ツイッターで友人にサマリーポケットを教えてもらいました。
箱に詰めた荷物を写真に撮ってアプリから見えるようにしてくれる。なんという素晴らしいサービス!
特に本に関しては、1冊1冊写真を撮ってくれて、1冊単位で取り出しができるとのこと。そこで、まだまだ大量に溢れていた本を中心に、サマリーポケットに頼ってみることにしました。

ときめくか否かが選別の基準

出張で家にいないことが多く(2月の1ヶ月間だけで海外2カ国を含む7都市を訪問しました)、引越し荷物の整理は4ヶ月近くにわたって少しずつ整理を続けました。その間に、今、世界的に話題になっている片付けの女神、近藤麻理恵さんのNetflixの番組を見ていましたが、この番組でキーワードになっている「Spark joy!(ときめくこと)」こそ、まさに私が仕事部屋に求めていたもの。

ときめく部屋のかなめは本棚に並べる本でした。歴史的資料は必要な時のために取っておきたいけれど、普段はノスタルジーを感じてもときめきはくれません。
今でもインスピレーションをくれる大学時代の教科書2冊や美術展の図録や美術書、雑誌のお気に入りの号、仕事を始めたばかりのことを思い出させる本、歴史的発表会でもらったCD…ジャンルは多種多様ですが、1つ1つが、見れば私に元気を与えてくれるものだけを残して本棚に収まりきらない分は、すべてサマリーポケットに預けることにしました。

取捨選別の基準は「Spark Joy(ときめく)」こと。
細かく仕切られた本棚。まずは一番好きなアーティスト、杉本博司さんのコーナーを整理することから始め、その周囲に見ているだけでウキウキしてくるアート本やデザイン本を並べていった。

長く執筆業をしていて本も10冊以上だしているのですが、1つの本につき10部くらいずつ同じ本が送られてきます。また一部の本は中国語や韓国語に翻訳出版されているのですが、これらも自分では読めないのでいらないのですべてサマリーポケットに預けました。

新居にて本棚に置く本の選別をしている本。自分で書いた同じ本がとにかく多い。これをサマリーポケットから自宅宛でなく献本したい相手の住所に送れたら便利そうだが、まだ試せていない。自分で、本をオークションや個人売買に出す時間はなかなかないので、いずれ「やはり、いらない」と判断した本をサマリーポケットの機能を使ってヤフオク!に出してみたい。

また毎週2〜3冊は、友人やイベントで知り合った人からの献本があり、中にはサイン本も多いのですが、これらも時間の経ったものは預けました。日本では取り扱いのない海外の本も、すべてサマリーポケットのアプリ上で表紙が確認できた時には少し感動しました。

サマリーポケットのブックスプラン。何が楽しいかというと自分の所持する本が、まるでWebサービスのサマリーのようにサムネール一覧で並ぶこと。しかも、これらのサムネールの向こう側に本の実体があると思うと、なんだか凄い。

実はこれには予想外の効果もあって、例えば人と話をしている時にサマリーポケットのアプリで「この本」と表紙を見せることができるのです。たいていの本の表紙はAmazonで見つかりますが、非売品でインターネットに画像のない本やインターネットでは検索方法がわからない中国語や韓国語の本も見せられるので、空港のカフェで隣り合わせになった韓国人の人に自己紹介代わりに本の表紙を見せることができました。

(左)制作に関わった非売品の本。つまり、ISBNコードなどがない本でも、ちゃんと写真を撮って登録してくれる。(右)書いた本の海外翻訳版を預けてみたが、こちらもちゃんと表紙の写真を撮って登録してくれた。

サマリーポケットに預けた本も、本棚には残さなかったものの、それなりにときめく本ばかり(これ以外にトランクルームに預けてしまった本や捨ててしまった本、売ってしまった本も大量にあります)。「サマリーポケットを利用すれば、ときめきを持ち歩ける」というのは大きな発見でした。

そして、できあがった2つの本棚を中心にして、愛用し続けている長い机、捨てられず実家から持ってきたアンティークのキャビネット(祖父母のものなのか、中から戦前の新聞が出てきました)で部屋を「コ」の字型に囲い、そこにお気に入りの絵やお気に入りのデザイン製品をディスプレイしました。
あとは何も置かない。
そうすることで部屋で歩き回り対応のVR体験もできれば、最近増えているお掃除ロボットの走行テストもできるようになりました。

トランクルームとサマリーポケットのおかげで、かなりスッキリした書斎。とりあえず、見ていてウキウキするものしか視界に入ってこないので、今のところ、心地よく過ごせている。

終わらない整理のワンクッションとして

毎週のように献本やメーカーの新製品などが送られ続け荷物が増え続ける私の部屋。トランクルームにも、いつまでも頼り続けるのもお金の無駄です。そんな中、預けたものが可視化できるサマリーポケットは、今後もゆっくりと少しずつ進める荷物整理の大事なワンクッションとして活用できることがわかりました。

普段、忙しく「いらなくなった物をオークションで売る」といった時間がないのですが、今後は「さすがにもういらなさそう」という物も、サマリーポケットのオークション出品機能を活用すれば「捨て」ずに済みそうです。
心地よさの維持のために、永遠に終わることなく続く持ち物の整理。そんな中で、サマリーポケットは、収まりきらない持ち物を、預けておきながらもデッドストックにもしない大事なワンクッションとして、これからずっとお世話になっていきそうです。

寄稿:林 信行(ITジャーナリスト)

1967年、東京都出身。中学生の頃からIT最前線に興味を持ち、長いキャリアの間にはアップル、マイクロソフト、グーグルのトップを含む重役陣や研究者など、数々のITの中心人物の取材を敢行。現在は、技術ではなく生活者主導の未来のあり方について講演や企業でコンサルティングも行なっている。
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