スマホひとつで部屋が劇的に片付く収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理” についてさまざまな方へインタビューするサマリーポケットジャーナル。
今回ご登場いただくのは、花王の商品開発に長年携わり、独立後は数多くの企業をクライアントに抱える敏腕コンサルタントとして活躍中の美崎栄一郎さん。サラリーマン時代からビジネス書やガジェット指南書などを多数出版しているデジタル通の作家でもあり、全国からひっぱりだこの講演家でもある美崎さんは、9月27日放送の朝日放送『雨上がりのAさんの話 〜事情通に聞きました〜』のスマホ特集回に、「iPhoneひとつで海外出張をこなす男」として出演。その番組中でサマリーポケットに触れていただいたことから、もっと詳しくお話を伺うべく、今回取材させていただくこととなりました。
ノート、手帳、iPhone、iPadとさまざまな道具を駆使しながら、自分の行動を整理し、効率よく仕事をされてきた美崎さんが、自分の荷物を整理するために選んだサマリーポケット。その出会いは、必然ともいえるものでした。
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自分のモノを管理するのって、本当にめんどくさい
— 美崎さんは、東日本大震災をきっかけに花王を退職され、独立する道を選ばれたんですよね。
はい。震災のあとに、「なにかをやり残したまま死ぬのは嫌だな」って思ったんです。それで、何の準備もないまま、とりあえず会社を辞めてみようと。
— すごいですね…!独立されてすぐに今のコンサルティングのお仕事を?
いえ、独立してから1年間はなにもしないで、日本中を回ろう、うろうろしようと決めていたんです。中田英寿さんが現役引退後に世界各地を放浪されていたじゃないですか。その時僕はすでに妻も子供もいたんですけど、やっぱりああいうのをやってみたいなと思って。それで、300万円払えば年間300回までANA国内線に乗り放題の「プレミアムパス300」というものがちょうどあったので、それを買って。結局300回は乗れなかったんですけど、200フライト分ぐらい日本全国を飛び回りました。
— どんなところに行かれたんですか?
いくら放浪といえど、なにも目的がないと辛いだろうと思ったので、日本100名城をまわる、っていうのは決めていたんです。城にまったく興味なんてなかったんですけどね(笑)。でもそれがきっかけで、株式会社戦国という会社を設立して、「刀剣タイツ」など戦国時代に関連する商品開発をすることになるんですが。
— 美崎さんといえば「iPadバカ」の執筆や専門誌での連載など、デジタルガジェットにお強い印象なのですが、興味を持たれたきっかけはどんなことなのでしょうか。
シャープのザウルスやPalmの時代から電子手帳は好きで、いろいろ買って一生懸命工夫しながら使ってみるんですけど、結局アナログなノートや手帳の方が早いな、いまいち使えないな、ってなっちゃうんですよね。そんななかiPhoneが登場して、出たばかりのころはまだまだな感じではありましたけど、それでも他社のものと比べたらずいぶんいろんなことができて、「あ、これは世の中を変える新しい道具なのかもしれない」と思ったんです。例えばライターやマッチって、買えばすぐに火をつけることができますけど、これがなかったら、いちから火をつけるスキルを身につけなければならないですよね。iPhoneもそういう、人間のスキルレベルを一気に上げてくれる、画期的な道具だな、と。しかも、使いこなせば使いこなすほど、いろいろなことを効率よくこなすことができるようになって、仕事の効率も上がる。いまやほとんどのことが、iPhoneひとつで完結できるようになりましたね。
— 今日もお荷物がほとんどないですもんね(笑)。そんなガジェットに精通した美崎の眼に、サマリーポケットはどんな風に写りましたか?
元々、スマートフォンだけで完結するトランクルームのようなものが無いか、探していたんですよね。でも他のサービスだとアプリがなかったり、インターフェースが美しくなかったりで、なんだかなぁ〜と思っていたところにサマリーポケットが出てきて、「あっ、あるじゃん!」って。
ミニマリストっていう言葉もちょっと流行りましたけど、物理的にモノを減らすのって、心理的なハードルがけっこうあるんですよね。捨てたい気持ちはあるけど、後々必要になるかも、使うかも、っていうのがいろいろ貯まっちゃって、結果そのまま放置しちゃってモノが溢れる、みたいなこと多いじゃないですか。でもサマリーポケットに預けておけば、いつでも写真で見られるから持っていることを把握できるし、手元に欲しいときだけ取り出すことができる。僕はまだ取り出したことはないんですけど(笑)。
— どんなモノをお預けいただいているのでしょうか?
さっきちょっとお話した「刀剣タイツ」とか、戦国という会社で作っているモノの在庫を結構預けています。会社が愛知の桶狭間にあるので(笑)、仕事で実物が必要になったときに、取りに行くのが大変なんですよ。サマリーポケットならすぐ、好きな場所で取り出すことができるからいいですね。
あとは書籍を結構出しているんですけど、今まで書いた本を一冊ずつぐらいは残しておきたいなと思って。韓国版とか中国版とか台湾版とか、外国向けに翻訳されたものもあるんですよ。そういうの、自分で読んでも何が書いてあるかわからないし、そんなの要るの?って話なんですけど(笑)、なにかでいざ必要になった時、また手に入れるっていうことがそれなりに大変だし、かといってずっと家においてあるのもな、っていうことで、そのあたりも全部サマリーポケットに預けちゃおう、と。
— テレビ番組『雨上がりのAさんの話 〜事情通に聞きました〜』でサマリーポケットをご紹介いただいた際には、洋服もお預けいただいていましたよね。
そうですね、番組の密着取材を受けたときにもお話したんですけど、かりゆしをポロシャツにした「かりポロ」っていうのを、沖縄へ行ったときに勢いで買ったんですね。そのときは気に入って着ていたんですけど、東京に帰ってきたらひとりだけ浮かれた人みたいになっちゃって、これはちょっと恥ずかしくて着られないぞ、と(笑)。でも沖縄に行ったらまた着たくなるかもしれないので、預けることにしました。そうすれば、必要になったら沖縄のホテルに直接送ることもできますしね。
— そういえば、美崎さんは大のB’zファンで、そのグッズも多く預けていただいているとか。
そうですね、ツアーTシャツなどを預けています。あとで着るかな、と思ってずっと取ってあるんですが、毎回新しいのを買うので、増える一方で。それを全部衣装ケースにまとめて入れて保管していたんですけど、それを引っ張り出してきて中身を見返すことって、無いじゃないですか。サマリーポケットと出会うずっと前に、Tシャツを全部自分で写真に撮ってみようとしたこともあるんですけど、なかなか難しくて。自分のモノを管理するのって、本当にめんどくさいなっていう感じだったんですけど、サマリーポケットなら箱に入れて送るだけですからね。
— 先ほど「道具でスキルレベルが一気に上がる」というお話がありましたが、サマリーポケットは「自分のモノの管理」の改善という部分でお役に立てているようですね。
しかも必要なときはスマホから指示が出せる。本当にかんたんですよね。しかも、この手のサービスって動作が重たいものも多いですけど、サマリーポケットはアプリの動作も早いし、デザインもシンプルだし、いいですね。友人と預けているモノ同士交換できるようになったりすると、もっとおもしろいかもしれないです。
大切なコレクションだけど、並べて飾ることが難しいTシャツなどは、ぜひサマリーポケットへ!
箱に詰めて送るだけで、スマホがあなただけのカタログに早変わりしちゃいます!
※記事内のサマリーポケットの情報はすべて公開時のものとなります。料金・プラン等は変更となっている場合がございます。